相続トラブルイメージ

相続をする際に気を付けなければならない事

昨年父が他界し、母と弟と3人で相続放棄の手続きを実施しようと考えて放棄することを決断しました。
父は負債を抱えており、商売がうまくいかなくなった時の運転資金を借金していました。
相続をしてしまうと借金まで抱え込むことになると聞きました。
発生後のトラブルを事前に予防し、円滑な遺産分割が行われるように、遺言や財産にまつわる法務、税務及び登記に関する相談を依頼することにしました。
地元にある弁護士・税理士・公認会計士・司法書士・社労士による税に力のある先生がいつも市民の味方になってくれる体制です。
迅速・正確・誠実に相談に乗ってくれます。
放棄を申し立てると家庭裁判所から放棄の理由等についての照会書が届きます。
放棄の理由は様々ですから借金がいくらあるのか分からない、ということだけで放棄の申述が認められない、ということはありません。
私と弟が放棄をすると、次順位の相続人である祖父母が相続人になるそうです。
もし、祖父母が承認するというのであれば、遺産である資産や商品も遺産になるそうです。
負債の処理は祖父母に任せればよいことになります。
祖父母が放棄をすると、次に伯父・伯母が受け継ぐことになるので、伯父・伯母が承認すれば、遺産である資産と負債の処理は伯父・伯母に任せればよいことになります。
伯父・伯母が全員放棄をすると、相続人がいなくなってしまいますので、財産は法人となり、誰かが費用を支払った財産管理人を選任しなければ誰も財産を管理する者がいなくなります。
そうなると大変です。
誰が実際に不利益を被るかと言うと、店舗や駐車場の大家ということになると言われました。
とにかく父の借金を返せる力量がない私たちなので、どうしてよいのか随分悩みました。
弁護士に相談することで、たくさんの事を学びましたが、祖父母たちが受け入れてくれ、父の借金を返済することになりました。
資産や財産などで相殺し、約200万ほどの負債が残りましたが、一括で支払いました。
このままでは私たちも気の毒なので働いて少しずつでも祖父母に返済したいと思っています。
亡くなってしまったらそれで全てが終わりという訳ではありません。
悲しみに浸る暇もないほどにこのような負債の面で心身が疲れてしまった私たちでした。
親の借金は死んでしまったら残された者が苦労することになります。
とても優しい父でしたが、父が残してくれたものは借金でした。
とても情けない気持ちが募りましたが、祖父母たちの寛大な心に感謝しています。

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